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2013年7月18日(木)

きょうの潮流

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 陸上男子100メートルの花形選手が相次いでドーピング(禁止薬物使用)違反に問われています。元世界記録保持者や世界チャンピオンらの不正はスポーツ界に衝撃をもたらしました▼人間が理想や高い目標をかかげ、努力や鍛錬によって自己をみがき、その成果を公平に競い合うスポーツ。薬によって筋肉をつけたり、持久力を高めたりする行為とは相いれない世界です。ドーピングはスポーツの死といわれるゆえんです▼どんな手段を使ってでも勝ちたい、富や名声を手にしたい、とたくらむ輩(やから)はどの分野にも見受けられます。真っ最中の選挙でもそう。裏で票を回す、利益を誘って支持を強制する、事実も根拠も示さずに他党を攻撃する―▼一時的な成果はあったとしても、不正行為は政治への信頼を失わせていきます。それは、みずからよってたつ場所を掘り崩すことにもつながります。国民のなかに政治不信を育てるような勢力を勝たせるわけにはいきません▼選挙は有権者に真実を見抜く目をもとめます。4年前の民主党のように、このときとばかり国民受けする言葉を並べ立てる党。いっていること、やっていることがちがう党。ごまかされないためにも、共産党の政策をひろげなければ▼いま生活者の視線でみれば、食べ物や光熱費は値上がりし、家計はきびしい。給料は上がらず、パートやアルバイトも増える一方です。ここで共産党が伸びれば何が変わるのか。自信をもっていいたい。国民の声がとどき、思いがかなう政治になると。


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