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2013年7月17日(水)

激戦参院選 選挙区の様相 埼玉(改選数3)

議席奪還へ攻めの姿勢

各党を猛追 伊藤候補

抜本的対案示し訴え

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(写真)訴えを聞いた人から激励をうける伊藤岳埼玉選挙区候補=16日、埼玉・越谷駅前

 一般メディアも「議席奪還 攻めの姿勢」(「埼玉」)と、そのたたかいぶりに注目する日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補(新)。同選挙区(改選数3)で15年ぶりに議席を獲得しようと全県を駆けめぐり、自民、公明、民主、みんなの各党候補に猛追しています。

 伊藤候補は、雇用・賃金を増やす対策や憲法を守り生かす政策、即時原発ゼロなどを訴え、自民党政治と対決し、抜本的な対案を示して政治の転換を訴えています。

保守層から期待

 伊藤候補の訴えが浸透する中、「憲法を守って」「もう共産党しか入れるところがない」と、共産党と伊藤候補への注目と期待が高まり、「自民党の一人勝ちはこわいから今度は共産党」「共産党は嫌いだったが今回は入れる」など、保守層からも期待が寄せられています。原発ゼロの運動に精力的に取り組んできた伊藤候補に対して、立場の違いを超えて信頼が集まり、独自に応援する動きも広がっています。

 自民党は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を前面に掲げるものの、「景気回復を実感できる状況ではない」(新藤義孝総務大臣)と言わざるを得ず、庶民や中小企業の実態とかけ離れているのが現状です。また、現職の候補は、選挙では隠していますが、消費税率の17%〜18%への引き上げや年金受給年齢の70歳への引き上げを主張する人物です。

 アベノミクス頼みは公明党も同じですが、「連立政権の中で公明党の持ち味を発揮する」と自民党との違いをアピール。しかし、自民党の推薦を受けるなど一体ぶりは明らかです。

 6年前、2人が当選した民主党は、今回、1人がみんなの党にくら替え。この間、地方選挙や総選挙で惨敗しており、現職1人の当選に必死の取り組みです。「雇用と福祉が最優先」と安倍政権との対決ポーズを取るものの、消費税増税や社会保障制度改悪などを自公と進めてきたことにはほおかむりです。

共産党への攻撃

 民主党、みどりの風、みんなの党と渡り歩いてきた現職候補は、「止まった行政改革を実行する」と「構造改革」路線の推進を声高に叫んでいます。渡辺喜美代表をはじめ党幹部が繰り返し応援に入り、議席の維持に懸命です。「アベノミクスはみんなの党が主張してきたこと」と、自民党政治の補完勢力ぶりを誇示。「何でも反対の共産党ではない」(渡辺代表)と、自民党政治と真正面から対決する共産党を攻撃しています。

 党と後援会は、あらゆる問題で建設的対案を示している共産党の姿を訴えて反共攻撃に反撃。大量宣伝と対話・支持拡大の飛躍で比例38万票を必ず獲得し、激戦の選挙区も勝ち抜こうと全力をあげています。


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