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2013年7月2日(火)

追加配備オスプレイ12機

8月上旬にも沖縄へ

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 防衛省は1日、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に追加配備される垂直離着陸機MV22オスプレイ12機が今月最終週(28日〜31日)に同岩国基地(山口県岩国市)に搬入される予定だと米側から情報提供があったと正式発表しました。同省沖縄防衛局も同日、オスプレイを来月上旬にも普天間基地に追加配備すると県に正式通告しました。

 発表によると、岩国基地で機体整備や習熟飛行などを短期間行った後、順次、普天間基地に移動します。同日、説明のため山口県庁と岩国市役所を訪れた左藤章防衛政務官は、岩国基地での滞在期間は「延びる可能性もあるが、基本的におおむね1週間程度」と説明。8月上旬に普天間基地への配備を開始する予定であることを明らかにしました。

 普天間基地には昨年10月に配備が強行された12機に加え、計24機が配備されることになります。沖縄県では、昨年9月に撤回を求める約10万人の県民大会が開かれ、今年1月には県内41全市町村長・議会議長が安倍首相に「撤回」の建白書を提出するなど、オスプレイ配備撤回は「オール沖縄」の総意となっており、県民の激しい怒りがわき起こることは必至です。

 また、現在は岩国基地を拠点に行われている本土での訓練が、さらに拡大する危険があります。


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