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2013年6月23日(日)

耐震化 “推進は国の問題”

山下氏ら旅館組合など懇談

和歌山県南2町

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(写真)中田理事長(左)と懇談する(右から)高田、山下、原の各氏ら=22日、和歌山県白浜町

 日本共産党の山下よしき書記局長代行・参院議員は22日、地震・津波問題で和歌山県の白浜町と串本町を訪問しました。原やすひさ参院和歌山選挙区候補、高田由一県議、仲江孝丸串本町議が同行しました。

 懇談した白浜温泉旅館協同組合の中田力也理事長は、旅館・ホテルなどの耐震化診断が義務化され、その結果を公表するという耐震改修促進法改正について「耐震化しなければならないとみんな思っている。しかしあまりに期間が短い。東京は100%補助だが、和歌山は今のところ違うなど地方間格差もある」と問題点を指摘しました。

 山下氏は「経営が成り立つよう国も業界とよく相談する必要がある。全国の問題だ」とのべました。

 串本町では清野武志副町長らと懇談。最大18メートルの津波が3分で到達という報道に「とても逃げられない」と町民の間で一時広がったあきらめに対し、避難路整備などの防災対策とともに正確な情報を伝える啓発活動に力を入れていることを紹介。保育所や幼稚園、学校の高台移転を優先しようとしているが、過去に耐震化した校舎の移転には補助がでないなどの問題点を指摘しました。

 山下氏は「現場でやっていることを国に伝え、しっかりバックアップしたい」と話しました。


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