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2013年6月22日(土)

きょうの潮流

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 ご近所に住宅型介護付き有料老人ホームができました。協力医療機関と連携。看護職員が日中365日、対応。介護スタッフが24時間サポート…。なかなか理想的です▼でも費用が高すぎます。料金プランは2種類。前払い金498万円を払った上に毎月26万5千円の月額利用料を支払う「前払い金タイプ」か、契約時に60万円の保証金と毎月34万8千円の月額利用料を支払う「月額タイプ」か―。どちらも庶民に手が届く額ではありません▼都議選で、ふたつの「待機」がクローズアップされています。一つは今年、認可保育園に申し込んでも入れなかった子ども2万1千人。もう一つが特別養護老人ホームの待機者で4万3千人です。ケアと住まいが一体で、しかも費用が安い特養ホームの待機者は全国で約42万人、都民が全体の1割を占めています▼その特養ホームの用地取得費の区や市町村への補助を、都は4年前に廃止しました。賛成したのは自公民。共産党は反対です。いったん178億円から26億円に減らされていた特養ホームの整備費補助を、都民の運動と結び118億円にまで回復させたのも共産党でした▼しかし、まだまだ足りない。国は特養ホームはコストがかかるからと、中間所得層向けの「サービス付き高齢者向け住宅」の整備を進めます。東京都も特養の増設には消極的です▼貧乏なわけではありません。東京都の予算規模約12兆円は、スウェーデンの国家予算に匹敵します。あなたの1票で政治は変わります。


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