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2013年6月18日(火)

共産党の躍進で改憲策動阻止を

市田氏が会見

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 日本共産党の市田忠義書記局長は17日、国会内で記者会見し、安倍首相が参院選後に改憲に必要な3分の2の勢力をめざす考えを表明したことについて問われ、「安倍首相の最大のねらいは、9条を変えて日本がアメリカと肩を並べて戦争ができる国にしようということだ。参院選で日本共産党の躍進を勝ち取って、危険な改憲策動を許さないために全力をあげたい」と表明しました。

 市田氏は「憲法9条は、日本が侵略戦争の反省に立って、二度と戦争はしない、軍隊は持たないと誓って国際社会の仲間入りをした、いわば国際公約だ」と強調しました。

 それだけに、保守的な人々も含めて9条は絶対に守るべきだという声は強く、安倍首相が先行改憲を打ち出した96条の改憲要件緩和についても、“裏口入学”だとして改憲賛成の人も含めて反対の声が広がっていることをあげ、「こういう危険なねらいを絶対に許さない世論と国民的な運動を高めながら、日本共産党の躍進で改憲策動を許さない状況をつくりだしていきたい」と述べました。

 また市田氏は、安倍首相が原発輸出のトップセールスに奔走していることについて、「福島原発事故はいまだに収束していないし、15万人もの人々が故郷を追われている。なのに“世界最高水準の安全基準をつくるから大丈夫”といっても誰も信用しない」と強調。「そういうもとで『成長戦略』だといって海外に原発を売り込むなど論外であり、『死の商人』だといわれても仕方ない」と厳しく批判しました。


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