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2013年6月12日(水)

民生委員は地域の絆

塩川氏 基準見直しをただす

衆院総務委

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(写真)質問する塩川鉄也議員=6日、衆院総務委

 日本共産党の塩川鉄也議員は6日の衆院総務委員会で、地方分権改革第3次一括法案に盛り込まれた民生委員法改定案についてただしました。

 改定案は、厚労大臣の定める基準に基づく民生委員定数の条例委任、委員推薦会の資格・定数の廃止などが盛り込まれています。

 塩川氏の質問に対して新藤義孝地方分権担当相は、「民生委員は地域社会のきずなとして重要な役割を果たしている」と答弁しました。

 塩川氏は、全国民生委員児童委員連合会から「全国制度の後退見直しを行わないよう要請します」との意見書が出されていることを紹介し政府の姿勢を追及。厚労省の村木厚子社会・援護局長は「関係者に説明し懇談している」「制度が変わり混乱がないよう環境整備は努力していきたい」と答え、民生委員推薦会運営ルールなどについて自治体に助言していく考えをのべました。

 塩川氏は、「改正は行わず、委員の数を増やすとかしっかりサポートすることにこそ全力をあげるべきだ」と主張。新藤氏は「民生委員制度の後退が起きてはならない。地域の声を踏まえた検討がなされるべきだ」と答えました。

 塩川氏は「当事者がやらないでくれといっているものを地域主権一括法で一律にやる。こういうやり方は間違っている」と強調しました。


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