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2013年6月12日(水)

米で強襲揚陸訓練

陸海空自衛隊が初の参加

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 陸海空の自衛隊と米海軍・海兵隊などによる共同訓練が11日(現地時間10日)、米西海岸カリフォルニア州で始まりました。今月下旬までの予定で、同州サンディエゴ沖のサンクレメンテ島や米海兵隊ペンドルトン基地で強襲揚陸作戦の訓練を行います。

 訓練は、米海軍・海兵隊が実施する、「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦)」と呼ばれる強襲揚陸作戦訓練に自衛隊が参加する形で行われます。こうした訓練を3自衛隊がそろって米国で行うのは初めてといいます。

 防衛省は「島しょ侵攻対処作戦」にかかわる一連の行動を訓練するとし、メディアも「離島防衛訓練」などと報じています。

 一方、訓練を主催する米海軍・海兵隊は「地球規模の危機対応」のためと位置付け、海外への“殴り込み”能力強化の目的を明確にしています。米軍準機関紙「星条旗」9日付(電子版)も「上陸作戦部隊の攻撃能力を向上するのが狙い」と報じています。中国政府は、訓練中止を申し入れていました。

 訓練には、陸自の西部方面普通科連隊や海自の大型護衛艦「ひゅうが」、大型輸送艦「しもきた」などが参加。米側は、第11海兵遠征隊や強襲揚陸艦ボクサー、ステルス性能を持った新型揚陸艦ニュー・オーリンズなどが参加します。


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