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2013年6月8日(土)

憲法守る活動強化

日本医療福祉生協連が総会

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(写真)日本医療福祉生協連の総会=7日、東京都内

 医療・福祉事業を行う全国111の生協でつくる日本医療福祉生活協同組合連合会は7日、東京都内で第3回総会を開きました。▽日本国憲法を学び、守る活動を進める▽「2つのゼロ」(原発・基地)、「3つのノー」(TPP参加・消費税増税・オスプレイ配備)の声を大きく広げるなどの総会アピールを採択しました。

 高橋泰行会長理事があいさつ。「消費税増税や生活保護法改悪法案など、命をめぐる状況はいっそう厳しくなっている」と指摘し、憲法改悪を許さない行動への参加、競争ではなく協同の社会づくりへ向け、300万組合員を必ず実現しようと呼びかけました。

 総会では、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実を目ざす「いのちの章典」、「理念」を採択。2013年度の重点課題として「地域まるごと健康づくり」を進め、「医・福・食・住」の事業と活動を広げることを決めました。

 「高齢者にやさしいまちづくりを進め、10年間で組合員を倍近くに増やした」(大阪・かわち野)、「一人ぼっちの子育て・子どもをなくすためのとりくみを通して未来を支える若者を育てている」(兵庫・尼崎)など、各地の多彩な活動が報告されました。

 藤原高明会長理事など新役員を選出。日本共産党の志位和夫委員長をはじめ各政党からメッセージが寄せられました。


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