2013年6月5日(水)
生活保護法改悪 参院で廃案に
国会前 全生連座り込み
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生活保護法改悪関連法案が衆院本会議で可決された4日、全国生活と健康を守る会連合会は参院での同法案の廃案を求めて参院議員会館前で座り込みを行い、厚生労働委員の各党議員に要請しました。
座り込みに参加し、マイクを握った東京都品川区の女性(61)は、「今でも『親兄弟に迷惑をかけないか』と生活保護申請をためらう人がいます。この法案が通ったらますます申請しづらくなってしまう」と語りました。
板橋区の女性(75)は、「周りのお年寄りからは『あとわずかな命なのだから心配せずに死なせてほしい』という声を何人からも聞きます。参議院では廃案にしてほしい」と訴えました。
参加者らは参院厚生労働委員の各党議員室を訪ね、同法案を廃案にするよう求める要請書を渡しました。