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2013年5月30日(木)

いい介護 したいから

制度の連続破壊やめ改善を

民医連 現場の声、国会に届けた

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(写真)介護制度の改善を求める集会。立っているのは田村議員=29日、国会内

 「現場の実態を知ってください」。全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は29日、介護職員国会行動を行いました。介護福祉士など約70人が全国から集まり、国会議員に制度の改善を求めました。

 介護保険をはじめとする社会保障制度は、2012年8月に成立した「社会保障制度改革推進法」に基づき、さらなる制度破壊が進もうとしています。

 要請では、▽介護保険料、利用料などの費用負担の軽減▽生活援助の見直しの撤回▽国の責任で、施設の人員配置規準の引き上げや、抜本的な処遇改善をする▽利用料負担の2割化、軽度者の切り捨て検討の中止―などを求めました。

 参院議員会館で開かれた集会で、全日本民医連の山田智副会長は介護現場の改善には「予算という総枠を変えさせていくことが不可欠です」とあいさつ。日本共産党の田村智子参院議員もかけつけ「安倍政権のもと『保険料あって介護なし』という状況がさらに進もうとしています。社会保障の土台を崩す動きを阻止しよう」とのべました。

 特別養護老人ホームで働く池上裕子さん=岡山県=も要請に参加。「現場の職員は少ない経費、人員のなかでも『いい介護がしたい』と必死ですが、みんな疲れはてボロボロです。国は実態を知ってほしい」と話していました。


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