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2013年5月27日(月)

改憲草案の怖さ語り合う

京都 クラブで若手弁護士ら

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(写真)会場の質問に応じる福山氏(左)と参加者ら=26日、京都市

 憲法をテーマにしたトークイベント「自民党の改憲草案を、クラブで語る!」が26日、京都市のクラブで開かれ、弁護士や司法修習生、市民らが、自民党改憲草案の内容や96条改定の狙いについて考え合いました。

 自民党の改憲草案の内容と怖さを知らせることを目的に立ち上げた「明日の自由を守る若手弁護士の会」(約250人の有志で構成)の主催で、関西では初めてです。

 主催者あいさつで遠地靖志弁護士は、「クラブを会場に借りた初の試みです。憲法について気軽に語り合い、今後の運動につなげたい」とのべました。

 憲法の成り立ちや立憲主義を解説した同会製作の紙芝居「王様を縛る法〜憲法のはじまり」を上演した後、福山和人弁護士が「憲法改正で幸せになれるか」と題して講演。

 憲法が、個人の人格の尊重を目的とし、それを権力者に守らせることを義務づけているのに対し、自民党の改憲草案は、国防軍の創設や国民に憲法尊重義務を課すなど、逆立ちした内容になっていることを指摘し、改憲を許さない世論を広げる運動の重要性を強調しました。

 参加者によるフリートークでは、「憲法は押しつけだと言う人が、安保条約を押し付けといわないのはおかしい」(70代男性)、「改憲で幸せにはなれないと思った。仕事をし、家族と団らんする当たり前の生活ができるのは憲法があるからだと伝えていきたい」(司法修習生)などと意見交流しました。


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