「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年5月25日(土)

処分結果を通知して

赤嶺氏 公務中の米軍人犯罪

衆院安全保障委

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)質問する赤嶺政賢議員=23日、衆院安全保障委

 2008年から11年に、公務中に日本人に傷害を負わせ、米軍が第1次裁判権を行使しながら処分なしとされた米軍人が少なくとも3人いることが、23日の衆院安全保障委員会でわかりました。日本共産党の赤嶺政賢議員に、法務省が明らかにしました。

 処分なしとされた米軍人の内訳は10年に2人、11年に1人です。

 赤嶺氏が事件内容や処分なしとされた理由についてただしたのに対し、法務省の稲田伸夫刑事局長は「事件関係者の名誉の保護や米軍当局との信頼関係の観点から答えを差し控える」としました。

 赤嶺氏は被害者にとって加害者の処分がどうなったのかを知らされないことは問題だと批判し、処分結果や審理過程を被害者・遺族、地元自治体に通知する仕組みをただちに構築すべきだと強く求めました。岸田文雄外相は「鋭意検討したい」と答弁しました。

 また質疑では、同時期に懲戒処分とされた米軍人が191人、軍法会議で裁かれた米軍人はいなかったことがわかりました。

図

見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって