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2013年5月14日(火)

表示規制で混乱批判

衆経産委 塩川氏「増税やめよ」

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(写真)質問する塩川鉄也議員=10日、衆院経済産業委

 日本共産党の塩川鉄也議員は10日の衆院経済産業委員会で、消費税の転嫁を妨害するとして広告・宣伝を規制する問題を取り上げ、増税ありきで消費者・国民と中小・取引業者を混乱させていると批判しました。

 塩川氏は、「3%値下げ」という表示の是非について政府答弁が、「分からない」から「禁止の対象にならない」と認め、○×表示でいえば、「△から○に」変わったことをあげ、「国民や事業者に混乱をもたらしたことは極めて重大だ」と批判しました。

 塩川氏は、還元セールで消費税導入時と5%増税時にも景品表示法に基づく表示に関する手引(ガイドライン)を策定し、「転嫁していません」「値引きします」などの表示を規制してきたことをあげ、「うまく機能してきたか調べて法案を出したのか」と質問。森雅子消費者相は「記録がないので分からない」としか答えられず、塩川氏は「調べもしないで法案を出すやり方が混乱をつくっている」と強調しました。

 塩川氏は、大手スーパー・イトーヨーカ堂がかつて「消費税分還元セール」を行って、大きな成果を誇示したのは、根本的には「消費税増税がいかに消費を冷え込ませるかを物語っている。消費税増税そのものをやめるべきだ」と求めました。


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