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2013年5月13日(月)

新しい歴史 青年の手で

90年記念講演 田中民青委員長あいさつ

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(写真)あいさつする民青の田中悠委員長=12日、東京都千代田区

 12日、東京都内で開かれた共青創立90周年記念講演会で、日本民主青年同盟(民青)の田中悠委員長があいさつしました。

 田中委員長は、民青の前身となった日本共産青年同盟(共青)の初代委員長、川合義虎について語り始めました。

 川合義虎の、青年の苦しみに心を寄せて要求の実現にひたむきに力を尽くす姿勢と、常に自分自身が学び、同盟員として成長した姿勢に敬意を表し、「若き初代委員長の姿勢は、90年の時をこえて今日の民青に受け継がれている」とのべました。

 首相官邸前で続く原発再稼働反対の金曜抗議行動や福島青年大集会に全国の同盟員が力を合わせたことや、東日本大震災の被災地復興のために全国青年ボランティアセンターを開設した経験を報告。1000人の青年の生活実態をまとめて国際労働機関ILOに送ったことや、学校生活実態アンケートを実施して国や教育委員会に届けた活動など、あきらめずに青年に寄り添い、ともに声をあげ運動を広げる全国の同盟員の姿を紹介しました。

 田中委員長は、「民青で学ぶ科学的社会主義と日本共産党の綱領は、青年に生きづらさのおおもとと、打開の展望をさし示し、明日への希望をはぐくんでいる」と強調。民青の目的の二つの柱▽青年の切実な要求に応え、生活の向上、平和、独立、民主主義、社会進歩をめざすこと▽科学的社会主義と日本共産党綱領を学び、自然や社会、文化について学び人間性をはぐくむ、社会の担い手として成長すること―をあらためて確認しました。

 この二つの柱にもとづく不屈の活動が、困難を乗り越えて社会進歩をつくってきたと強調。「90年の歴史を受け継ぎ、民青の目的を高く掲げ、人間の命と暮らしが大切にされる日本社会を実現するために、一人ひとりが歴史をつくる新しい一歩を踏み出しましょう」と呼びかけました。

 最後に、川合義虎の「新しき歴史は青年の手に創造される」という言葉を紹介し、新しい歴史を青年の手でつくることを心から訴えました。


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