2013年5月13日(月)
家族そろって「原発いらない」
札幌
|
「原発のないきれいな地球(いのち)のために」―札幌市中央区の大通公園で12日、子どもを持つ母親・父親を中心に「ぼくとわたしの未来行進」と題したパレードとイベントが行われ、のべ300人が参加しました。
小さい子どもでも楽しめ、家族連れが参加しやすい反原発イベントをと毎週金曜日の原発抗議活動に参加する有志が集まり、企画したものです。
民族楽器の音色を背にお面や風船、バルーンアートを配ったりとお祭りのような雰囲気に立ち止まる観光客や親子連れもいました。
パレードに先立ち、岩内原発問題研究会の斉藤武一さんによる原発のおはなしの紙芝居があり、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。パレードは参加者で仕上げた手作りの横断幕を先頭に子どもの歩みに合わせてゆっくりとすすみました。
着ぐるみを着た参加者らが「原発いらない」「未来を守ろう」などの手作りのプラスターを掲げ、思い思いにアピールしました。
0、2、5歳の子どもと一緒に参加した女性(30)は「小さい子がいるとなかなかデモには参加できないので、こういう企画はうれしいです。札幌は泊原発(北海道泊村)が近いので不安に思っています。子どもたちのためにも原発はなくしていきたい」と話しました。