2013年5月2日(木)

囲碁第３８期新人王戦　フレッシュ顔ぶれ熱戦

女流２人 ２回戦へ

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（写真）向井千瑛五段

（写真）志田達哉六段

（写真）富士田明彦三段

（写真）下坂美織二段

　囲碁第３８期新人王戦（しんぶん赤旗主催）本戦は２回戦が進行中です。前期準優勝の富士田明彦三段（２１）が３回戦進出を決め、女流棋士２人が２回戦に進んでおり、注目されます。

　今期も、日本棋院から２５人、関西棋院から８人の計３３人が出場。初段から三段が２５人と４分の３を占めるフレッシュな顔ぶれです。女性は３人。

　富士田三段は、１回戦で女流三冠（女流本因坊、女流名人、女流棋聖）に返り咲いた謝依旻（しぇい・いみん）六段（２３）、２回戦で関西棋院の井上直紀二段を連破し、３回戦進出に一番乗り。前期ベスト４入りの畠中星信四段（２５）＝関西棋院、大橋成哉五段（２２）が３回戦へ勝ち進んでいます。

　下坂美織二段（２５）は第３６期にベスト４に進出した三根康弘三段（２５）＝同＝を下し、向井千瑛五段（２５）は星川航洋三段（２３）＝同＝に勝って、それぞれベスト１６入りを決めています。

　他の若手棋戦で優勝経験のある志田達哉六段（２２）も注目の１人。１回戦の安達利昌二段（２２）戦は２４１手の大激戦のすえ逆転の半目勝ちを収め、１６強入りを果たしています。

　９日（土）には大阪市の関西棋院で、余正麒（よ・せいき）三段（１７）と大西研也初段（１７）の対局がおこなわれます。

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