2013年4月26日(金)
雇い止め訴訟 ダイキンは職場に戻して
大阪 支援共闘会議がデモ
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「ダイキンは争議を解決し、雇用を守れ」。ダイキン工業争議支援共闘会議は25日、大阪市北区の公園からダイキン本社へ向けてデモ行進しました。
約70人が参加。通行人や買い物客が立ち止まり、振り返ったり、注目を集めました。
空調機器製造が世界1位のダイキンは2010年8月、堺製作所で5年以上働いていた労働者203人を雇い止める一方で、新たに300人以上の「有期間社員」を雇い入れる“細切れ雇用”を強行しました。4人の労働者が雇い止め無効を訴えた裁判は、ヤマ場を迎えています。
デモ出発前の集会で川辺和宏支援共闘議長(大阪労連議長)は「雇用破壊の最先端を行くダイキン工業争議で雇用を守るために、さらにたたかいを押し上げていきましょう」と呼びかけました。
日本共産党の、たつみコータロー参院大阪選挙区予定候補が連帯あいさつし、安倍内閣のもとで労働法制の全面改悪を狙っていることを批判。「争議勝利のためともに頑張りましょう」と訴えました。
JMIU(金属情報機器労組)ダイキン工業支部の青山一見委員長が「4人だけでなく、全国の労働者の思いを受け止め、職場復帰までたたかいぬきます」と表明しました。
デモ終了後、本社前で宣伝しました。