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2013年4月16日(火)

ベネズエラ大統領に改革継続派

マドゥロ氏 僅差で当選

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 【カラカス=田中靖宏】3月に死去したチャベス前大統領の後継を決める南米ベネズエラの大統領選挙が14日行われ、改革の継続を掲げたマドゥロ候補(50)が僅差で当選しました。

 中央選管にあたる全国選挙評議会(CNE)が同日午後11時すぎに発表した公式集計(開票率99・12%)によると、同候補の得票率は50・66%。野党のカプリレス候補(40)は49・07%となっています。

 CNEのルセナ議長は、この投票傾向は「逆転不可能である」として、マドゥロ氏の当選を認めました。

 マドゥロ候補は、当選を喜んで集まった支持者を前に「私は勇気をもって(大統領としての)自らの責任を担っていく」と宣言しました。

 カプリレス候補は敗北を認めず、不正疑惑を理由に投票結果の審査を要求しています。

 マドゥロ氏は、野党側が求める得票の審査について「歓迎する」と述べ、CNEに対して審査要請を正式に行う意向を示しました。

 マドゥロ氏は選挙戦で、米国支配からの自立と新自由主義からの脱却を目指したチャベス前政権の改革路線を継続するのか、転換を図るのかが争点だと訴えました。


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