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2013年4月8日(月)

今週の国会

予算案審議がヤマ場

衆院委 11日に中央公聴会

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 今週の国会は、2013年度予算案の審議が採決に向かって大きなヤマ場を迎えます。

 衆院予算委員会で11日に予算審議の大きな節目である中央公聴会が開かれます。9日と10日には安倍晋三首相が出席する集中審議が行われます。与党は、参院で議決されなくても暫定予算の期限(5月20日)までに成立できるよう、来週半ばにも衆院通過をねらっています。

 違憲判決が相次いだ衆院選挙制度改革をめぐっては、政府が小選挙区「0増5減」の区割り見直し法案を12日にも閣議決定する予定で、来週の審議入りをねらっています。

 日本共産党は「小選挙区制を固定化する姑息(こそく)な弥縫(びほう)策」(市田忠義書記局長)と批判し、小選挙区制を廃止して全国11ブロックの比例代表制に改革することを提案。これによって、民意をゆがめるという小選挙区制の最大の害悪を取り除き、投票価値の平等という点でも最も合理的な解決を図ることができると強調しています。

 「国民共通番号制(マイナンバー)」法案の採決が衆院で週内にも行われる可能性が高まっています。審議のなかでは、個人情報を別人が当事者のふりをして悪用する「なりすまし」被害の防止策だとしている“番号変更の仕組み”が設けられていないなど重大な欠陥が明らかになっており、徹底審議が求められています。

 また、ネット選挙法案は11日にも衆院の委員会で採決される見通しになっています。日本共産党は、有権者でない企業・団体にまで解禁することは公正な選挙を行う上で問題だと指摘しています。


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