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2013年4月1日(月)

次期哨戒機で爆音被害懸念

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(写真)厚木航空基地に配備された海上自衛隊の次期哨戒機P1=29日午後、神奈川県綾瀬市

 海上自衛隊の次期固定翼哨戒機(P1)2機が29日、厚木航空基地(神奈川県綾瀬市)に配備されました。沖縄・尖閣諸島周辺などで監視任務に当たってきたP3C哨戒機の後継で、初の純国産哨戒機となります。

 同機はプロペラ機のP3Cと異なり、ジェット機です。厚木基地の自衛隊機の運用については、1971年12月に国が大和、綾瀬両市に充てた通知(46文書)で、緊急やむを得ない場合を除き、ジェット機は使用しない旨を伝えていました。

 厚木基地周辺の住民は、同基地を拠点とする米空母艦載機の爆音に苦しんでいます。さらなる爆音被害の拡大が懸念されており、反発が強まっています。

 P1は当初、2011年の配備が計画されていましたが、強度試験で機体にひび割れが見つかり、配備が1年延期になっていました。防衛省は16年度末までに計12機を厚木基地に配備する予定で、今回配備された2機は約2年間の運用試験を経て、実際の監視任務に就く見通し。1機当たりの価格は約200億円です。


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