「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年4月1日(月)

9条持つ国の外交で

井上議員 ニコニコ生放送出演

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)井上哲士議員

 インターネット動画のニコニコ生放送「安倍政権の四半期を問う」(3月30日)に日本共産党の井上哲士参院議員が出演し、与野党議員らと3時間にわたり議論しました。

 衆院選挙制度の「1票の格差」の問題で、井上氏は「実は小選挙区は最初の選挙のときから1票の格差が2倍を超えていた」と指摘。▽人口の構成が変わる中で常に1票の格差を生み出す▽大政党優位に民意をゆがめる―という小選挙区制の欠陥を批判したうえで、「小選挙区制そのものが問われている。私たちはブロック別の比例代表制を提案している」と述べました。

 憲法改定をめぐって井上氏は、総選挙直後の世論調査では「憲法9条を変えるべきでない」が5割を超えたことを紹介し、「外交力が足りない部分を軍事で補うような議論があるが、求められているのは平和の外交力だ。9条を持つ国にふさわしい外交をやるべきだ」と語りました。

 みんなの党の柿沢未途衆院議員は「『軍隊を持たない』としながら自衛隊が存在しているという乖離(かいり)を残しておく議論は成り立たない」などと9条改定を主張。井上氏は「歴代政権は『自衛隊は自衛のための必要最小限の実力部隊で軍隊ではないから海外で武力行使できない』といってきた。9条の歯止めをとっぱらえば、海外でいくらでも戦争ができる国になる。国民は望んでいない」と反論しました。

 景気対策が議論になり、井上氏は賃金の低下による需要の低迷がデフレ不況の原因だと述べ、「賃金が下がったのは自然現象ではなく、労働法制が変えられ、正規雇用が非正規に置き換えられていったからだ」と指摘。「まず賃上げをして国内の需要を増やせば、国内での設備投資も進む」と主張しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって