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2013年3月31日(日)

きょうの潮流

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 今週もまた、夕やみの国会周辺に「原発いらない」の大合唱がひびきました。毎週金曜日の恒例。首相官邸前の抗議行動が昨年の3月29日に始まってから、1年がたちました▼この日も三々五々に集まってくる老若男女。子どもからお年寄り、外国人も。それぞれが創意工夫したプラカードを手に、自分のペースで反原発を示します。だれもが安心して参加できる活動だから、長くつづいてきたのでしょう▼シャボン玉があがり飲み物も用意してあるファミリーエリアはなごやかな交流の場。冷たい風が吹くなか、替え歌をみんなで歌ったり、マイクで思いを話したり…。その横を“チャリデモ”が、にぎやかに通りすぎていきます▼多摩地域から友人ときたという女性は「わたしたちも声をあげたいと思って初めて参加した」。いまもひろがる連帯の輪。行動を呼びかけてきた首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんは「幅ひろい人たちの受け皿になることをめざしてきた」と語っています▼それにしても周りを歩いてみると警官だらけ。「どちらへ」「何のご用ですか」などと何度も呼びとめられました。かける言葉はていねいですが、威圧感はかくせません。通行規制もあって、迷惑顔の人もいます▼しかし何ものも、平和的な市民の抗議行動をとめることはできないでしょう。原発ゼロのうねりは全国に。再稼働を明言し増設まで検討している安倍政権に、きょうも正義と勇気の声をたたきつけよう。「子どもを守れ」「いのちを守れ」


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