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2013年3月19日(火)

沖縄・辺野古

埋め立て申請断念を

県民会議、防衛局に

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(写真)武田局長(右端)に埋め立て申請書の断念を迫る(左3人目から)糸数参院議員、(1人おいて)西銘県議ら県民会議のメンバー=18日、沖縄県嘉手納町の沖縄防衛局

 防衛省沖縄防衛局が米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)の「移設」先の同県名護市辺野古に新基地を建設するための公有水面埋め立てを3月中にも県に申請しようとしている問題で、平和団体、労組、政党などでつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」は18日、武田博史局長に申請を断念するよう申し入れました。糸数慶子参院議員が同席しました。

 武田局長は「県外移設の検証を行ったが、安全保障のプレゼンスを低下させてはならず、地理的、機能性を総合的に勘案し、辺野古移設が唯一の解決策だ」と強弁しました。

 日本共産党の西銘純恵県議は「県民総意は県内移設断念、普天間基地の閉鎖・撤去だ。危険性の除去というなら、まず普天間基地を閉鎖することこそ県民の理解を得る一番の道だ」と強調しました。

 武田局長は「政府として普天間(基地)の閉鎖を求めることはしない。県外移設は困難であり、辺野古移設に向けた県民の理解を得る努力をしてまいりたい」との政府見解を繰り返しました。

 県民会議の代表は「県内も困難だ」「問答無用に強権発動する気か」「県民を侮辱している」との厳しい批判が相次ぎました。

 県民会議は19日午後6時から那覇市の県庁前広場で、辺野古新基地建設を許さない県民集会を開く予定です。


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