「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年3月15日(金)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 山や囲碁の仲間、職場や学校での友人、原発やTPP反対で知りあった人たち。津々浦々に根をはる日本共産党の支部はいま、一人ひとりの党員の結びつきを生かした活動にとりくんでいます▼全国2万の支部と30万をこえる党員が、国民との絆をいっそう深める。その力をのばすことは、党の発展や未来につながるでしょう。よりよい社会をつくりたいという草の根のエネルギーを引き出すことにもなるはずです▼「日本には共産党などを除くと政党らしい政党は事実上ない」(片山善博・元総務相)。立場はちがっても、そうみとめる人は多い。党の考えや政策をひろく訴え、支持をひろげ、みずから組織を大きくしていく。その活動には1世紀近い歴史が重なります▼すべての国民が天皇の家来だった時代に、主権在民と侵略戦争反対の旗をかかげ、100人余の党員で出発した日本共産党。国民のなかに入っていく党の姿を恐れた天皇制政府は、すさまじい弾圧と迫害をくり返します▼1928年の3月15日もそうでした。1600人におよぶ全国の党員や支持者がとらえられ、拷問をうけます。その様子は小林多喜二の小説「一九二八年三月十五日」にくわしい▼いまは命とひきかえの活動ではありませんが、発達した資本主義国ならではの困難さに対峙(たいじ)していくことも不屈のたたかいでしょう。多喜二は監獄の労働者に世の中を変えていく運動に最も大切なものは“情熱”だといわせます。「やはり一番大きな根本的なものだと思うんだ」


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって