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2013年3月14日(木)

全国550カ所 重税反対

「仕事と賃上げを」

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(写真)消費税増税は許さないと唱和する人たち=13日、札幌市北区

 「第44回重税反対全国統一行動」(同実行委員会主催)が13日、全国550カ所で取り組まれ、中小業者、労働者、農民ら13万5000人が集会やデモ行進を繰り広げました。安倍政権が狙う消費税増税を来年4月に控えて、「消費税増税と、アベノミクスで経済成長はありえない」「中小業者の経営を守って、労働者の賃金を上げろ」の怒りの声を上げました。

 東京都青梅市では約600人が参加。市民会館で開いた集会では「消費税増税反対の運動を大きくするため働く者の怒りを集めよう」などの発言が相次ぎました。集会後は、「政治の責任で不況打開を」などと書いたのぼりを手に強風のなかをデモ行進。青梅税務署で所得税などを申告しました。

 「水道屋を40年続けている」という男性(65)=青梅市=は、「昔はみんな仕事帰りに一杯やるのが楽しみだった。大手の進出で地元の業者の仕事は減ってしまったよ。大企業に対して仕事の単価と賃金を上げろと求め続けていかないとな」と話しました。

 北海道では札幌市など21カ所で行動がおこなわれ、同市北区の区民ホールで開かれた集会の参加者は、小雨のなか札幌北税務署までデモ行進し、消費税の増税反対などを訴えました。


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