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2013年2月25日(月)

綱領など一括採択

自民と変わらぬ安保・外交方針

民主党大会

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 民主党は24日、都内のホテルで定期大会を開きました。党執行部が提案した綱領案や規約改定案、党再生本部の第1次報告案、党改革創生本部第1次報告などの5議案は拍手による一括採択で承認されました。

 海江田万里代表は出席議員や候補者らに対し「二度と国民の信頼を裏切ることなく、民主党の理念と政策の実現に向けて一致結束すること」と「靴の底をすり減らして地域を歩くこと」を求め、「政権奪取」への決意を表明しました。

 新綱領は、自らの党を「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立ち、「既得権や癒着の構造と闘う改革政党」だと位置づけて“野党色”を印象づける一方で、「地域主権改革」「規制改革」など小泉内閣以来の「構造改革」路線を提示。「外交の基軸である日米同盟を深化させ」るとして、歴代自民党と変わらない日米同盟最優先の安保・外交方針を掲げました。「未来志向の憲法を構想していく」と改憲への狙いも明確にしています。

 党改革創生本部の第1次報告は、総選挙での敗北要因などを総括。マニフェスト(政権公約)は「立法化への見通しや財源の裏付けが不十分で実現性を欠くもの」だったとし、「国民の期待を過度に高めた」と記述。消費税増税など公約違反への根本的な反省や民自公3党合意の撤回・見直しには言及していません。


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