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2013年2月21日(木)

石原都政継承を表明

都議会開会 猪瀬知事が施政方針

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 東京都議会第1回定例会が20日開会(3月28日まで)し、昨年12月の知事選で初当選した猪瀬直樹知事が施政方針演説を行い、石原慎太郎前知事(日本維新の会代表)の都政を継承する姿勢を表明しました。

 猪瀬知事は「規制緩和」で「『東京モデル』とも呼ぶべき新しい政策を展開する」として、大型開発に重点的に事業費を配分する石原前都政の「2020年の東京」計画を具体化した3カ年計画を進めると述べました。

 都13年度予算案の「福祉と保健」分野で初めて1兆円を超えたと述べましたが、予算増額の要因が国民健康保険や介護保険などの義務的な負担であることには触れず、深刻な都民の貧困への対策には言及しませんでした。

 猪瀬知事は「首都の都市機能の強化を図る」として、東京外環道(練馬区〜世田谷区間)の20年早期完成や東名高速道以南区間の具体化を国に働きかけると表明しました。

 また、幹線道路建設を中心とした木造住宅密集地域の不燃化対策などを進めるとしました。

 築地市場(中央区)の移転計画については、移転先の東京ガス工場跡地(江東区豊洲)の土壌汚染対策が遅れているため、新市場の開場を15年度に1年延期すると述べました。


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