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2013年2月20日(水)

志賀原発の事故想定し調査

風船 石川 → 330キロ → 千葉へ

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(写真)空に向けて一斉に風船を放つ参加者=16日、石川県志賀町

 石川県志賀町(しかまち)の北陸電力志賀原発周辺から飛ばした風船が長野、埼玉、千葉県にまで飛んでいることが18日、わかりました。原発をなくす富山県連絡会準備会が16日、志賀原発の現地視察と「風船飛ばし」を実施したものです。

 志賀原発で放射能が外部に出るような事故が発生した場合、風下にあたる富山県が放射能に汚染される可能性が高いと言われていることから、風船を飛ばしてどこに向かうかを調査しようと初めてとりくみました。

 マイクロバスで参加した17人は、原発をなくす石川県連絡会事務局長の長曽輝夫(石川県労働組合総連合事務局長)氏の案内で、志賀原発周辺を視察。志賀原発の近辺から、風船を発見した場合は連絡してほしいとの紙片を付けたエコ風船(紫外線で徐々に分解されるもの)約200個を飛ばしました。

 風船は海からの強い風に乗り、一斉に富山県方向に向かいました。約3時間後に埼玉県秩父市の住民から風船が着いたとの連絡が寄せられました。18日までに、330キロ以上離れた千葉県木更津市や長野県東筑摩郡筑北(ちくほく)村などから連絡がありました。

 日本共産党の高橋渡参院富山選挙区予定候補も参加しました。

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