「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年2月18日(月)

補正予算案

政府、21日成立を主張

共産党など野党 徹底審議を要求

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

NHK討論

 政府・与党は17日のNHK「日曜討論」で、2012年度補正予算案について「参院でも衆院と同じぐらいの十分な審議時間をとることが前提だ」(世耕弘成官房副長官)と表明する一方で、安倍晋三首相が訪米する21日までの成立を要請しました。

 自民党の中曽根弘文参院議員会長は「予算審議は非常に重要だから、参院でも衆院並みの審議時間の確保が必要だが、首相の訪米も非常に重要だ。日米首脳会談をしっかりやってもらうように、その前に(補正)予算を採決してほしい」「衆院で29時間半の総質疑時間があった。何とかやりくりをすれば同じ時間で十分な質疑ができる」と発言。公明党の白浜一良参院議員会長も「一日も早く成立させてほしいというのは当然の話だ」と述べました。

 これに対し日本共産党の山下芳生書記局長代行・参院議員団長は「徹底審議が必要だ」と主張しました。

 他の野党も「(参院の)審議に入る前に(首相)訪米前の21日にあげてくれというのは(参)院の存在を無視する発言だ。十分な審議をお願いする。問題点を洗い出し、景気回復につながる議論をしたい」(民主党の輿石東参院議員会長)と要求。また、「(参院では)伝統的に衆院並みかそれ以上の審議をやっている。(予算成立で)衆院の優先権があるから、参院は(審議時間が)少なくていいというのは通らない」(日本維新の会の片山虎之助参院議員団会長)と批判しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって