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2013年2月18日(月)

若者の雇用・就活相談

全労連・就職連絡会 トラブル解決目指す

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 若者の仕事、就職先やアルバイト先でのトラブルを解決しようと、全労連と「高校・大学生、青年の雇用と働くルールを求める連絡会」(就職連絡会)は17日、「若者の仕事と就活トラブル110番」を実施しました。

 30代の女性からは、「兄弟が試用期間で入社したが、賃金・労働条件が明らかにされていない。ハローワークでは賃金15万〜27万円・昇給・賞与なしと掲載。実際の面接では賞与はあるような話もあったようだが、明確でない」と語り、相談員が、給与明細を確認するようアドバイスし、今後も相談を受け付けることを伝えました。

 20代の男性は、「大学薬学部の修士課程を卒業したが、就職が決まらない。20社くらい面接を受けたが全部だめ」と、深刻な就職難の実態を寄せました。

 福島県で除染作業の請負をしている20代の男性は、「危険手当が出せないといわれて、日当7500円で作業している。同じ現場で働く他社の人には手当がついているのに、おかしい」と相談を寄せました。

 全労連は、今春闘で若者の劣悪な労働条件の改善をめざして、「直接・無期雇用が当たり前=若者にまともな雇用を!キャンペーン」(若者雇用キャンペーン)を実施しています。「若者の仕事110番」は、若者雇用キャンペーンの一環です。

 今後、相談やメールなどで寄せられた実態をまとめ、3月に予定する政府交渉で、若者雇用対策の抜本的な拡充などを求めます。24日に、「若者の仕事と就活問題シンポジウム」(全労連会館、午後1時開始)を開催します。


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