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2013年2月18日(月)

北朝鮮核実験 対話へ実効ある制裁を

NHK番組 山下書記局長代行が提起

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 日本共産党の山下芳生書記局長代行・参院議員団長は17日、NHK「日曜討論」に出席し、北朝鮮の核実験問題をめぐり対話による解決を強調し、そのために国際社会がやるべきこととして二つの課題を提起しました。

 山下氏は冒頭、北朝鮮の核実験について「断固糾弾したい」と厳しく批判しました。その上で第一に、国連が決議した制裁を北朝鮮を対話のテーブルにつかせるために実効あるものにすることを提起しました。

 山下氏は、これまで北朝鮮が核兵器の放棄という合意を繰り返し裏切ってきたことを指摘し、それだけに制裁のための制裁でなく、北朝鮮を対話のテーブルにつかせ核兵器を放棄させるために「中国を含む国際社会が一致して制裁を実効あるものにしていくことが大事だ」と語りました。

 山下氏は第二に、国際社会が核兵器のない世界を本気で目指すことを提起。「私たちは核(兵器)をもう捨てるんだ、だからあなたも捨てなさい。これが(北朝鮮に対して)一番強い立場に立てると思います」と述べました。

 山下氏はまた、18日から参院で質疑入りする2012年度補正予算案について、参院で徹底審議するよう要求。「最大の問題は2%のインフレ目標はあるが、賃上げ目標がないこと。賃上げでデフレ不況打開をと経済界に本腰を入れて要請すべきだ。それがカギだ」と強調しました。(詳報)


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