2013年2月4日(月)
社会保障守れ 地域から
中央社保協 全国代表者会議が閉会
|
横浜市内で開かれていた中央社会保障推進協議会の全国代表者会議は3日、閉会しました。この日、中央団体代表や各地の社保協が討論を行い、「社会保障制度改革推進法の廃止を求める運動を大きく広げよう」との発言が相次ぎました。
千葉県の代表は、学習会を重ね、自治体要請に取り組んできたことを紹介。安倍晋三内閣が医療、介護、年金などの破壊を狙う「社会保障制度改革推進法」を批判し、「地域の活動を活発にし、住民の暮らしの実態から廃止を求める声をあげよう」と訴えました。
東日本大震災で被災した岩手県の代表は、仮設住宅で避難生活を強いられる被災者から、国の支援が不十分で自宅再建の見通しが立たないという声があがっていることを紹介。兵庫県の代表は、阪神・淡路大震災の被災者が借り上げ住宅から退去を迫られている問題で、被災者の入居の保障を求める運動を進めていることを報告しました。
参加者から、生活保護基準の引き下げに反対する取り組みなどが紹介され、「運動を全国に広げるため、宣伝、学習を進める先頭に立ちたい」「社会保障改悪、消費税増税に対して職場、地域からたたかいを起こそう」などの発言が続きました。