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2013年1月28日(月)

「今こそ銃規制実現」

米首都で集会・デモ

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(写真)26日、米ワシントンで開かれた銃規制を求める集会(山崎伸治撮影)

 【ワシントン=山崎伸治】「銃ではなく、子どもを守れ」「攻撃用武器の禁止を今こそ」―米東部コネティカット州ニュータウンで起きた小学校銃乱射事件のような悲劇を繰り返すなと、銃規制を求める集会とデモが26日、ワシントンで行われました。

 これは、事件に触発されたワシントン在住の有志が呼び掛け、民間組織「銃規制を求める百万人の母親たち」やワシントン、シカゴの教会と共同で行ったもの。ニュータウンから駆けつけた住民100人を含むおよそ1000人が参加しました。

 集会にはダンカン教育長官も出席。「長官としてよりも一人の父親としてここにいる」と述べ、シカゴで教育長を務めていた頃、「2週間ごとに、生徒を銃で失っていた」と振り返り、オバマ政権として銃規制に取り組むと表明しました。

 2007年4月に起きたバージニア工科大学の銃乱射事件の被害者コリン・ゴダード氏や銃規制を求める運動団体の代表らが登壇。「米国は先進国の中で銃による死亡率が最も高い」、「今こそ銃規制を実現しよう」と訴えました。

 生後8カ月の男の子を連れてニューヨークから来たバーンズ夫妻は、「銃規制はとても重要な問題だ。こうした集会を通じて、もっと広く知ってもらえるようにと思って来た」と語っていました。

 23日に公表された米ギャラップ社の世論調査結果によると、銃購入者の身元調査や攻撃用武器の禁止、警官増員のための予算増など、オバマ政権が提案している一連の銃規制策はいずれも多数が支持をしています。


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