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2013年1月17日(木)

新基地建設許さない

防衛相沖縄入り 県民が抗議

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(写真)「防衛大臣は帰れ!」「辺野古埋め立て申請反対!」とこぶしを上げる(左から)日本共産党の渡久地修、嘉陽宗儀、玉城ノブ子、前田政明の各県議ら=16日、那覇市県庁前

 「辺野古新基地建設を許すな!」「オスプレイ配備を撤回せよ!」―。米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に代わる同県名護市辺野古への新基地建設推進を表明した安倍自公政権のもと、16日に就任後初めて沖縄入りした小野寺五典防衛相に対し、県民の抗議の嵐が吹き荒れました。

 沖縄では、米空軍嘉手納基地(沖縄市、嘉手納町、北谷=ちゃたん=町)への垂直離着陸機CV22オスプレイ配備計画や、2月にも予想される国の辺野古新基地建設に向けた県知事への公有水面埋め立て申請などの動きに「沖縄は基地の掃きだめか」と激しい怒りの声が沸き起こっています。

 沖縄県庁前では防衛大臣来県糾弾の抗議集会が行われました。

 ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は「戦後67年、軍事基地の重圧に苦しめられてきた県民に新たな基地建設の理解を求めるなんて冗談じゃない」と怒りをあらわにしました。日本共産党の嘉陽宗儀県議団長は「県民総ぐるみで安保廃棄、すべての基地の撤去を求め、沖縄から日本の政治を変えていこう」と呼びかけました。

 小野寺防衛相と米軍基地所在自治体との意見交換でも抗議の声が相次ぎました。

 嘉手納町の當山宏町長は「これ以上、日米安保のために町民を危険にさらすことはできない」と表明。名護市の稲嶺進市長も「基地問題で保守も革新もない。今はオール沖縄で新基地に反対だ」と述べました。


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