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2013年1月11日(金)

紙参院議員 全国農業会議所と懇談

TPP参加すべきでない

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(写真)全国農業会議所で松本専務(左から3人目)らと懇談する紙氏(右から2人目)と有坂氏(右端)=10日、東京都

 日本共産党の紙智子党農林・漁民局長(参院議員)と有坂哲夫国民運動委員会事務局長は10日、農業委員会の全国組織・全国農業会議所を訪問し、安倍・自公政権誕生後の農政の問題などについて懇談しました。全国農業会議所からは松本広太専務理事、柚木茂夫事務局長らが応対しました。

 紙智子議員は「1兆円規模の農水補正予算も固まるなど安倍内閣は農政分野も動きだしている。1月末の通常国会に向けて、要望や意見をお聞きして論戦に生かしていきたい」とあいさつしました。

 松本専務らは、環太平洋連携協定(TPP)参加が農業振興とは相いれないことを強調しながら、「TPP交渉で関税撤廃に例外を求めることはほとんど不可能。参加すべきではない」と語りました。

 また、農家の経営条件が長期に悪化するなかで、土地改良事業の負担が重くなり、土地改良施設の改修や更新が困難になっていることが出されました。政府の「青年就農給付金」や「農の雇用事業」など農業の担い手の確保・定着に本格的に生かす取り組みが必要なことなどについて話し合いました。


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