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2013年1月9日(水)

米NY州議会 「慰安婦」問題で決議案提出へ

「人道に対する罪」 日本政府に謝罪求める

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 日本軍の「従軍慰安婦」は人道に対する罪だとして日本政府に公式に謝罪を求める決議案が、近く米ニューヨーク州議会上下両院に提出される予定です。決議案を検討している同州議会のトニー・アベラ上院議員とチャールズ・ラビン下院議員が7日、ニューヨーク市郊外の記者会見で明らかにしました。


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(写真)ドイツは謝罪したが…  ニューヨークのタイムズスクエアに掲げられた「慰安婦」問題で日本に真の謝罪を求める看板。旧西ドイツのブラント首相がポーランドで、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺について謝罪した際の写真とともに、「彼(ブラント首相)の行 動が欧州の和解を進めた」「第2次世界大戦中に日本の性的奴隷として強制的に働かされた韓国の女性はいまも、日本による心からの謝罪を待っている」との解説を表示=2012年10月5日、米ニューヨーク(山崎伸治撮影)

 アメリカではこれまで、1999年にカリフォルニア州議会上院で同様の決議案が通過し、2007年には連邦議会下院で決議が採択されました。昨年9月にはニュージャージー州議会でも類似した内容の決議案2件が上程されています。

 NHKによると、ニューヨーク州議会に近く提出される決議案の草案は、「従軍慰安婦」は多くの人が巻き込まれ、残酷で人道に対する罪に当たるとし、日本政府に対して歴史的な責任を認め、女性たちへの公式な謝罪を求めています。

 2人のニューヨーク州議会議員は、「アメリカは日本という素晴らしい国の同盟国で友人だ。しかし、過去の罪や過ちは忘れてはならない。安倍首相の訪米の際にはそのようなメッセージを伝えたい」などと述べました。来週にも決議案を州議会上下両院に提出し、採択を目指すとしています。


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