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2013年1月1日(火)

参院選 各党動き本格化

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 昨年の総選挙を受け、各党は今夏の参院選(改選数121議席)の準備で本格的に動きだしています。選挙の構えや擁立状況は―。

■自民党

過半数めざす

 「参院選に勝って初めて、衆参の『ねじれ』を解消し、中長期的な大きな目的に向かって進んでいくことができる」(安倍晋三首相)。参院で民主党より4議席少ない84議席の自民党は、公明党を含め過半数(122議席)確保を掲げ、暴走を強めようとしています。同党の改選数は35議席で、昨年末までに比例代表16人、選挙区24人の計40人の公認候補を決めました。

 党本部内には改選議員の任期満了までの日数をカウントダウンする張り出しが行われるなど参院選に向けた引き締めが行われ、初当選した衆院議員にも支持者へのあいさつ回りを強めるよう呼びかけています。

■公明党

都議選と一体

 昨年末までに比例代表6人、選挙区5人の計11人の公認候補を決定。1月の北九州市議選を「参院選の前哨戦」(山口那津男代表)と位置付け、その後に続く東京都議選などと一体に創価学会あげての組織戦を開始しています。

 昨年12月21日には同党都本部が「都議選・参院選勝利」を掲げた議員総会を開催。参院東京選挙区予定候補である山口代表は、政権に復帰すれば「『自公』はどう変わったかを“厳しい目”で見られる」と引き締めをはかっています。

■民主党

地方立て直し

 総選挙での野党転落を踏まえ参院選に向け「地方の党組織を立て直す」(海江田万里代表)としていますが、その地方組織の幹部からも「立ち上がれるかどうかの危機だ」との声が聞かれます。

 改選数は46議席。昨年末までに現職を中心に比例18人、選挙区25人の計43人の公認内定候補を決定しました。年明けから連合との間で候補者の人選や参院選で重点的に訴える政策などについて協議していくことを確認しています。

■維新の会

県連など構築

 参院選候補者について松井一郎幹事長(大阪府知事)は「原則、公募でふさわしい人を選んでいく」と擁立作業を強めるとともに、組織固めに向け都道府県連などの組織構築をめざすとしています。

 1人区の選挙区ではみんなの党との候補者調整を進め、改選定数4となる大阪選挙区では2人擁立も検討しています。

■みんなの党

他党と連携へ

 非改選10議席と合わせた議席増を目標に、他党との連携を強めています。「一番大きな固まりは民主党だ」(渡辺喜美代表)と同党とも選挙区調整をする考えを示しています。


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