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2012年12月24日(月)

9条生かし守り抜く

TV番組で山下氏 改憲発言に反論

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 日本共産党の山下芳生参院議員は23日放映の読売テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」に出演し、憲法9条を生かし、守り抜く考えを主張しました。

 司会が「総選挙を受けての反省」をたずねると小選挙区制の問題が話題になり、自民党の鴻池祥肇参院議員からも「小選挙区制はいかがなものか。もう少し(選挙区を)広くして国民が選びやすいようにすべきだ」との声があがりました。

 山下氏は「わが党の1議席減は残念だが前進の足がかりをつかめた」と発言。共産党が一昨年の参院選より得票数・率では前進した点にふれながら「草の根に根をはった党の強みを発揮していきたい」と語りました。

 自民党の安倍晋三総裁が、憲法96条を改定し改憲発議要件を緩和しようとしていることが話題になると、「日本維新の会」の中田宏衆院議員が「いま改憲のチャンス。自民党がやるならわれわれは全面的に協力する。衆院では公明党がいなくなっても維新の54議席で3分の2(の議席)がある」などと発言。民主党の松原仁衆院議員も「私も自民党と96条を変える会をやってきた」と語りました。

 山下氏は96条改定の狙いは9条改悪で「改憲をしたらますます日本の独自外交力はなくなる」と指摘。「イラク戦争のときも9条が歯止めになって小泉さんも自衛隊を戦闘地域には行かせないと言わざるをえなかった。それを取り払ってアメリカと一緒に海外で戦争をする国にしていいのか」と強調しました。


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