「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年12月22日(土)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 インフルエンザが、全国的な流行期に入ったと厚生労働省が発表しました。都内でも、先週の患者数が流行の目安となる基準をこえたそうです。手洗いやうがいをすすめ、せきやくしゃみが出たらマスクをしてと呼びかけています▼食中毒や胃腸炎をひきおこすノロウイルスも猛威をふるっています。京都の病院では感染によって、お年寄り2人が亡くなりました。感染力が強く、お年寄りや子どもは重い症状になることがあるので要注意。わが編集局にも予防を促すお知らせが回っています▼なにかと多忙な年の瀬、病にふせては無念です。今週末にはまた寒波が押し寄せ、寒さもこれからが本番。とはいえ、季節は巡ります。今年も冬至がすぎ、これからは一日一日と昼の時間が長くなります▼冬至の日は「一陽(いちよう)来復(らいふく)」ともいわれます。悪いことがつづいたあと、やっと幸運がめぐってくる。この日を境に、だんだんと太陽の力がもどり、運が上がってくる日と考えられていたからです(『くらし歳時記』)▼冬至といえば、風邪知らずになるというゆず湯か。この習慣は、湯治との語呂合わせや、かつて1年の始まりだった冬至に体を清める意味があったといいます。香りでリラックス、成分が血行を促して体が温まります▼選挙もあって、追われた師走。気持ちも新たに新年をむかえたい。あまり無理をせず、疲れた体を休めることも大切でしょう。温泉とはいかないまでも、家の風呂にゆずでも浮かべてみようか。2012年もあと10日です。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって