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2012年12月16日(日)

きょうの潮流

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 自分の書いた記事が「歴史的コラム」などといわれると、さすがに面はゆい。同僚記者の入れ知恵にもとづいて書いたのでしたが▼09年の8月29日付本欄。3年前の総選挙の投票日前日でした。いまは亡きロック歌手、忌野清志郎さんの、かつての言葉を紹介したのです。「僕自身は小選挙区も比例も共産党に入れました」。2000年総選挙の投票日の発言でした▼いまインターネット上で、3年前のその本欄が「歴史的コラム」という解説つきで引用され、あらためて広く伝えられています。たしかに、忌野さん自身、死後も私たちの身近にいたような気がします▼福島原発の事故のあと、脱原発の集会に行けば必ず出会えました。忌野さんの写真を掲げて行進する人。彼の歌の録音を流す人。レコード発売中止など妨害にあいながら、1980年代から反核・反原発の「ラヴ・ミー・テンダー」や「サマータイム・ブルース」を歌った忌野さんの勇気を、人々は忘れていません▼「勇気があります」。昨日付「読売」や「朝日」に載った日本共産党の1面広告に、大きな文字が躍りました。反戦平和の旗を掲げ続け、たじろがない党。弱い者いじめを決して許さない党。「歴史の逆流にたいし、理性の声のよりどころとして、日本共産党は勇気をもって立ち向かいます」。広告の文句です▼いよいよ、2012年総選挙の投票日がやってきました。「歴史の逆流」をうちまかす勇気をもって、最後まで理性の声を響かせ勝利をつかみとる日です。


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