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2012年12月13日(木)

主張

女性の一票

願い託し大きな一歩刻む選挙

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 女性たちが、総選挙の一票に切実な願いを託す日が近づいています。消費税、原発、TPP、保育・子育て、米軍基地、憲法問題―総選挙の争点は、いま女性たちの大きな関心そのものです。

増税、原発も、平等も

 多くの女性たちは、消費税増税にも、憲法を改悪し「国防軍」をつくることにも反対しています。

 昨年の3月11日の東日本大震災と福島第1原発事故は、「子どもたちの命と健康を守りたい」という痛切な思いをひろげ、自ら声をあげ、行動しようという新しい流れをつくりだしてきました。

 これまで投票に行かなかった女性たちも、信頼できる党、切実な願いを託せる党を、新鮮に、真剣に模索しています。

 本当の政治の改革をすすめる日本共産党こそ、その模索と探求にこたえることができる党です。

 「ただちに原発をなくしてほしい」―。福島の人たちや、官邸前行動をはじめ全国各地の行動に参加している女性たちの共通の思いです。アメリカと財界の圧力ですすめられた原発建設に、国会でも予定地でも住民とともにたたかってきた党です。原発マネーに無縁な党だから、原発即時ゼロのために国民とともにブレずにたたかうことができます。

 民自公3党が強行した消費税増税にも、財界にものが言える党がのびれば、税金の使い方を変え、増税をせずに、認可保育所の増設など福祉・社会保障の充実をはかり、家計をあたため経済の成長をすすめることができます。

 民主党政権の失敗をくりかえさず、新しい政治を実現するには、「アメリカいいなり」「財界中心」の「自民党型政治」のゆがみとたたかい、これを断ち切ることができる日本共産党の躍進が何よりの力です。

 憲法9条を変え、アメリカといっしょに海外で戦争する国づくりをすすめようとする危険な動きにたちむかうにも、日本共産党の躍進がどうしても必要です。

 いま女性たちのなかで、「迷ったら日本共産党にしよう」という声がひろがっています。90年の歴史をもち国民とともにたたかい、筋を通すブレない姿への信頼です。

 日本共産党は、女性の地位向上のためにも、戦前、戦後をとおしてたたかいつづけた政党です。

 戦前は、女性参政権の獲得をかかげ、戦後は、憲法に男女平等を明記するうえで大きな役割をはたしてきました。

 「財界中心」をただし、男女平等のルールをつくって、女性への差別をなくすことができる展望を綱領であきらかにし、職場、社会での男女平等の実現のために、広範な女性たちとともにたたかいつづけてきました。憲法の完全実施の立場から選択的夫婦別姓などの民法改正を提案し、女性とともに行動しています。

 こうした運動のなかで、女性党員が議員となり、国政にも地方政治にも進出し、女性地方議員第1党の党として女性の政治参加の先頭にたっています。

女性が政治を動かす

 今度の総選挙は、新しい政治を実現する歴史的選挙です。

 女性の力を発揮して、国民のくらしや日本の平和でも、男女平等の分野でも、新しい日本の歴史をつくる大きな一歩を刻む選挙にしようではありませんか。


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