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2012年12月11日(火)

最後までの頑張りが勝利をつかむ

志位委員長が会見

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 日本共産党の志位和夫委員長は10日、「多くの有権者のみなさんは、最後まで投票に悩むと思います。流動的要素が最後の瞬間まで続くと思います。最後のところで、政党の本当の姿が問われてきます。最後まで頑張ったものが勝利をつかめます」と語りました。遊説先の長野市で残りの選挙戦への意気込みについて記者団に問われて、答えたものです。

 このなかで志位氏は「“自民党圧勝”という世論調査がでていますが、自民党にすきこのんでいれようとしているのかといえば、違うと思います。あまりに民主党がひどいから、しょうがないと思っている人も多いと思います。自民党支持の方に話しかけたら、どんどん共産党に(支持が)かわります。1日、2日で情勢が変わります」と強調しました。選挙結果について「固定的で、決まったかのように報道されていますが、そんなことはありません。最後まで議席倍増、躍進へのチャンスをつかむために全力をあげます」とのべました。

 また、選挙戦で環太平洋連携協定(TPP)反対などをめぐって農業関係者との連携が強まっていることについても問われ、「農業者のみなさんとこんなに協力関係が強まり、選挙をやっているのはかつてないことです。農協の方とはどこでも心が通じ合い、温かい関係がつくられています」と語りました。

 志位氏は、そのうえで、TPPでは医師会を含む従来、保守といわれてきた方がた、党が掲げる「即時原発ゼロ」をめぐっては、再稼働反対の官邸前抗議行動を続ける人びとにも信頼関係が広がっていることにふれ、「こういう方がどこに投票しようというときに共産党を選んでくれることを願っています。これまで接触がなかった広い方と一緒になって、選挙をやっています」と強調しました。


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