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2012年11月27日(火)

「維新」候補 民自からゾロゾロ 官僚・改憲派ズラリ

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 いまや核武装を公然と容認する「日本維新の会」(代表・石原慎太郎前東京都知事)の衆院議員候補が、ほぼ出そろいました。自民党、民主党出身者をかき集め、最終的には150人になる見通しです。岩手、栃木、富山、鳥取、島根、長崎の6県には候補を擁立していません(25日現在)。選挙協力をする公明党の9小選挙区にも候補を立てていません。

 橋下徹代表代行(大阪市長)はさかんに官僚批判をしますが、候補者の顔ぶれを見ると官僚出身者(表)がズラリ。ほかに元会社役員が目立ち、原発推進の元「日本原子力開発機構」職員や元「JR東海」社員、マスコミ出身者もいます。

 侵略戦争を正当化する暴言を繰り返す自公政権の元自民党閣僚、中山成彬(なりあき)氏(宮崎1区)や、「日の丸・君が代」強制の先頭に立ち、戦前の「大日本帝国憲法」復活を求めた民主党前都議(東京11区)、「靖国史観」の中学校教科書採択へ導いた元杉並区長(東京19区)が出馬します。

 環太平洋連携協定(TPP)推進のみんなの党前参院議員(福島4区)、生活保護攻撃の自民党前職(大阪10区)など「反動的逆流」の「突撃隊」そのものです。

 「維新」公認候補の「選定委員長」を務めたのは小泉政権で閣僚を歴任し、貧困・格差拡大を推進した竹中平蔵氏(慶応大教授)。京都1区や香川1区の両候補が公認後に「資金難」「準備不足」を理由にして辞退するなど、おそまつな混乱が続いています。


■「維新」官僚出身候補

 愛知9区 総務省室長

 愛知12区 総務省課長補佐

 大阪4区 外務省職員

 大阪9区 経済産業省参事官

 大阪19区 経済産業省職員

 奈良1区 国土交通省職員

 奈良2区 外務省課長補佐


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