2012年11月27日(火)
きょうの潮流
先週の３連休、「しんぶん赤旗」読者や後援会員を訪ね、日本共産党への支持を広げてくれるようお願いしました▼玄関のドアを開けるなり、読者の女性が「どう答えたらいいの」と聞いてきました。友人たちとの早めの忘年会が選挙の話で盛り上がったとか。「共産党は議席が少ないから力にならない」と言われてうまく答えられなかったと残念そうです▼共産党は他の野党と共同のたたかいで先頭に立ち、参院で首相問責決議を可決させたこと、議席を倍増させればもっと大きな力を発揮できること、次の国会で消費税増税中止法案を出すことなどを話しました。「また話してみるわ」と少し表情が明るくなりました▼最近、日曜版を購読し始めた商店主は「消費税が上がったら店を閉めるよ。窓を開けて空気だけ吸って生きる」。表情は真剣です。早速「赤旗」号外を広げて「消費税に頼らない別の道があります」と語りかけましたが、「そんなにうまい道があるかな」▼国民の暮らしをかえりみない政治への批判やいらだちは強い。直面する現実が厳しい人ほど、そう簡単に「わかった」とはなりません。生活や関心に応じて話していくしかありません。相手の話を「聞く力」と自らの対話力が試されます▼ご主人の胸にどこまで響いたか。最後には「考えてみるよ」と言ってくれました。店の奥には他党のビラも置いてあります。先に来ていたようです。衆院選公示まであと７日。どれだけ多くの人たちと話せるか。時間とのたたかいです。
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