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2012年11月15日(木)

米兵は罪償って 被害の中学生メッセージ

沖縄・読谷村民大会

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(写真)日米両政府への怒りを示す村民ら=14日、沖縄県読谷村

 沖縄県読谷(よみたん)村は14日夜、米兵による住居侵入・傷害事件に抗議する緊急村民大会を開きました。同村では先月25日にオスプレイ配備反対の村民大会を開催したばかり。会場の文化センターは立ち見を含め900人の村民で埋まりました。

 石嶺傳實村長は「私は10月25日、この場所で全国民に向けて日本の安全と平和が沖縄の基地被害の上に成り立ってはならないと訴えたが、その矢先にこの読谷村で蛮行が行われた。到底許し難く、全村民を代表して強く抗議する」と強調。

 登壇した弁士も「沖縄に軍隊もアメリカの基地もいらない」(新垣修幸・村議会議長)などと口々に加害米兵を拘束しない米軍と身柄引き渡しの要求すらしない民主党政府への怒りを表明しました。「しっかり罪をつぐなってほしい」との被害中学生のメッセージが紹介されました。

 事件は2日未明、酒に酔った米空軍兵が民家に侵入、寝ていた中学生にけがを負わせたもの。10月16日の米兵による集団女性暴行事件で午後11時から米兵の「外出禁止」の措置が取られたなかでの事件でした。大会は、加害米兵の引き渡し、日米地位協定の抜本改定、基地の大幅な整理縮小・撤去などを求める抗議決議を採択。沖縄社大党の糸数慶子参院議員らが参加し、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が激励電報を寄せました。


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