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2012年11月14日(水)

障害者差別禁止法考えるフォーラム

政府部会意見 尊重を

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(写真)障害者差別禁止法制定で共生社会の実現などをめざそうと話し合われたパネルディスカッション=13日、東京都江戸川区

 「障害者差別禁止法を考える」と題したフォーラムが13日、東京都内で開かれました。主催は、17の障害者団体でつくる「JDF地域フォーラムin東京」実行委員会。

 国連の障害者権利条約批准のために政府は、国内の関連法整備を進めています。また、来年の通常国会に提出予定の障害者差別禁止法案に向けて政府の障害者政策委員会・差別禁止部会は9月、「意見」をまとめました。

 政府の「障がい者制度改革担当室」の東俊裕室長が基調講演。「同法は差別した人や企業を罰するものではなく、『差別』の物差しを示すことで障害者が差別された場合に解決する仕組みとなるものだ」と強調しました。

 日本障害フォーラムの森祐司政策委員長がコーディネーターを務めたパネルディスカッション。知的、精神両障害と難病患者の代表者が、差別禁止法制定で、「障害者が安心して地域で暮らせる『共生社会』が実現し、『多様性』や『差異』が尊重されるように」との期待を語りました。

 作家で難病患者の大野更紗さん(28)は「差別禁止法は障害者の社会参加を促すものだ」と指摘しました。

 フリー記者で芸人のおしどりマコ・ケンさんは「差別禁止法制定後もきちんと監視する必要がある」と述べました。

 差別禁止部会の「意見」を最大限に尊重した障害者差別禁止法の制定などを求めたアピールを採択しました。


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