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2012年11月10日(土)

きょうの潮流

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 時々の世相を映すという流行語大賞。今年も候補の50語が並びました▼各地で荒れ狂った天候を反映してか、「爆弾低気圧」「竜巻」「これまでに経験したことのないような大雨」がノミネート。日本選手が輝いたロンドン五輪関連も8語あります▼目をひいたのは「原発ゼロ」「あじさい革命」「たかが電気のために」。あじさい革命は大飯原発再稼働に反対する市民のデモを指し、たかが電気は、さようなら原発10万人集会で音楽家の坂本龍一さんが発しました▼反原発に立ち上がった人々の行動を表した言葉は、マスコミがつくりだした、はやり語とちがって、国民の意思で生み出したものでしょう。あす11日には全国を網の目にしていっせい行動がとりくまれます▼流行語には政治をめぐるものもよく選ばれます。3年前、政治を変えたいという国民の願いを託された民主党政権。その年の大賞は「政権交代」でした。しかし、あれから日本が直面した数々の問題に何も展望を示せないまま、期待とは逆向きに走ってきた民主党。いまや内閣支持率は20%前後まで下がっています▼風前のともしびの野田首相が、民主・自民・公明の密室談合で口にした「近いうちに解散」も候補語の一つ。開き直って悪政を強行してきましたが、抑えようのない批判の高まりに追い詰められています。さあ、逆流に正面から対決してきた党が未来をひらくたたかいに臨むときです。総選挙で躍進し、国民とともに「いいね!」の政治を実現させましょう。


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