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2012年11月2日(金)

混迷深めるシリア内戦

総死者数3万6000人超

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 【カイロ=小泉大介】一時停戦の失敗により混迷の度を深めているシリア内戦をめぐり、英国に拠点を置く「シリア人権監視団」は10月31日、政府軍が空爆を開始した今年8月以降の一日平均の死者数が165人に達し、昨年3月にアサド政権が住民弾圧を開始して以降の総死者数は3万6000人(うち民間人が約2万7000人)を超えたと発表しました。

 現地からの報道によると、シリアでは31日も政府軍が北部アレッポ、イドリブや首都ダマスカス近郊で激しい空爆を行う一方、反政府武装勢力も各地で政府軍の検問所を襲撃するなど反撃を強めました。ダマスカスでは自動車爆弾の爆発で6人が死亡する事態も発生。「シリア人権監視団」などによると、同国では30、31両日で合わせて約300人が死亡しました。


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