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2012年11月1日(木)

“米軍基地追い出す”

沖縄市民大会で怒りの声

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 米空軍嘉手納基地を抱える沖縄県沖縄市で31日夜、米兵による女性暴行事件と米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ配備の撤回を求める市民大会が開かれ、不平等な日米地位協定の抜本改定に加え、米軍基地撤去など怒りの声が相次ぎました。

 大会実行委員の山内盛芳・市老人クラブ連合会会長は、戦後、米軍が「銃剣とブルドーザー」で住民の土地を奪って基地をつくり、戦後は事件・事故が相次いだことを指摘。「軍事基地が存在する限り、事件は繰り返される。もはや米軍基地を沖縄から追い出す以外にない。子や孫に負の遺産を渡すわけにはいかない」と訴えると、会場は大きな拍手がわきおこりました。

 沖縄県婦人連合会の平良菊会長は「日米両政府の関係者に言いたい。あなたの身内が被害にあっても日本の防衛のため、といえるのか。まぼろしのような抑止力をかざして、いつまで沖縄県民を差別するのですか」と怒りを込めて訴えました。

 那覇市に次ぐ人口を抱える沖縄市での市民大会は、9月9日に10万人余の参加で開かれたオスプレイ配備に抗議する県民大会を受けて、各市町村で開かれている大会のなかで最大規模となりました。


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